今日は何浸す?

『おひたし』とは、和食における調理法の1種です。

出汁に『浸す』という過程より派生した調理名なのですが、この工程は省かれることも多く、単に茹でた食材に醤油をかけた料理も、『おひたし』と呼ばれています。

主菜ではなく副菜として出されることの多い料理ですが、残す人はあまり見かけません。

かと言って、「おひたしキターーー!」とテンション上がる人も見かけませんが。
でもやはり一口食べると、なぜか懐かしくホッとする気持ちになるのは私だけじゃないはず。

和食の中でも非常にシンプルで作りやすく、季節ごとに様々な野菜を浸すことで、年中楽しめる料理でもあります。

春なら「菜の花、たけのこ、キャベツ」、夏なら「モロヘイヤ、オクラ」、秋なら「きのこ、小松菜」、冬なら「ほうれん草、水菜、ブロッコリー、白菜」などなど。

何にでも対応しながら、味も期待を裏切りません。

もしかしたらまだ誰も試していない食材も『浸せば』めちゃくちゃ美味しくなるかも知れませんね。

そうして、いつか日本中、いや世界中で『おひたしブーム』がやってきたら、『流しそうめん』や『たこ焼きパーティー』等の和食イベントの中に『浸しパーティー』が仲間入りする日がくるかも?