和食文化に新たな風を。『なでしこ寿司』の挑戦

世界有数の電気街として発展し、外国人観光客も多く訪れる街、東京・秋葉原。
今では“電気街”という顔のみならず、日本において注目すべき“ヒト、モノ、コト”が溢れる日本独自の新しいカルチャーの発信街として注目されています。

そんな中でまた新たな風がそよいでいます。

秋葉原のメインカルチャーキーワードでもあり、たくさんの国にも浸透しつつある『萌え』と、和食文化の美意識や格好良さを表すキーワード「粋」。
今回は、そんな二つのキーワードが融合したお店を紹介します。

2010年10月、秋葉原にオープンしたお寿司屋さん『なでしこ寿司』。

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『なでしこ(やまとなでしこ)』とは、日本人女性の清楚な美しさをナデシコの花に見立てて言う美称。つまり“女性がお寿司を握るお寿司屋さん”なのです。
日本のお寿司屋さんに来れば分かるかと思いますが、お寿司を握る“寿司職人”はほぼ男性。
それには様々な理由があるとされていますが、やはり、寿司職人の世界は『職人』と呼ばれるだけあり、昔からの気質で『職人』=男性という風習が根強いようです。

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そういった意味でも、なでしこ寿司のように女性が握るお寿司屋さんというのは非常に珍しいのです。
“秋葉原にある、女性が握るお寿司屋さん”。
そんなお店にはいったいどんな想いがあるのでしょうか。なでしこ寿司店長の千津井さんにお話を伺いました。

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Q.お店でのお寿司(和食)に対するこだわりは?
A.お店はカウンター席のみになっています。ですので、常にお客様の一番近いところにいます。だからこそ、少しでもお客様に美味しくお寿司を食べていただき、喜んでいただくためにも、仕入れからお出しする直前の仕上げまで責任をもってご提供することをモットーにしています。

Q.外国人観光客は増えている中、なでしこ寿司で何か取り組んでいることは?
A.現在は英語メニューなどをご用意しています。それ以外ではもっとコアな秋葉原、ひいては日本カルチャーを知っていただく為に、秋葉原の『萌え』を象徴する『メイドさん』とコラボレーションしたツアー企画にも参加しています。

Q.秋葉原という街で営業することにおいて、特別なことがあったりしますか?
A.外国人観光客が増えてきて、いろいろなカラーがこの秋葉原という街を彩ってきているなと感じがして、カラフルな街だと思います。
その中で、私たちも負けずになでしこ寿司らしい色を出しながら、食べやすいセットメニューをいろいろ考えてお出ししています。
ランチでは海鮮丼などもありますので、昼も夜も楽しめると思います。

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おすすめのセット寿司はバランスよくネタがそろっていて、“日本のお寿司”を楽しめるセットでした。

秋葉原にお立ち寄りの際には、『萌え』と『粋』が織りなす、日本の新たな風を感じながら、お寿司(和食)を楽しんでみてはいかがでしょうか。

http://www.nadeshico-sushi.com/ ※リンク先は日本語のみとなります。