長い付き合い「栗」

縄文遺跡から栗が発掘されたことから、おおよそ9000年も前から日本人は栗を食していたことが分かっています。栗は当時貴重な食材の一つだったことがうかがえます。
その当時は野生の栗を採取していたようですが、青森県の三内丸山遺跡の調査により、実際に栽培を始めたのは縄文時代、約5000年以上前から栗の栽培が始まったとされています。

栗にも色々品種があり、胞衣(えな)・伊吹(いぶき)・国見(くにみ)・有磨(ありま)などなど色・トゲトゲ・味によって区別されています。

秋が旬の栗、色んな食べ方がありますが、やはり一番人気は栗ごはんでしょう。
ホクホクもちもちしていて、栗の甘味も感じることができる、日本人が秋だな〜と思ってしまう料理の一つです。

モンブランもこの季節にはケーキ屋ではメインで押し出す時期。モンブランが美味しいお店は他のケーキも美味しいらしいです。

また、甘くてついつい食べるのが止まらなくなる、天津甘栗は中国産の栗でシナグリというものが主に使用されています。

天津で収穫されたから「天津甘栗」と言われていると思っている人も多いかと思いますが、実は北京にある古くから栄えた港湾都市を意味しています。日本に輸出された港の名前(天津港)から名付けられたものでした。収穫されている栗は河北省の山脈で採れた栗を使用されています。中国では天津甘栗とは呼ばず、「糖炒栗子」と言います。中華街などでたくさん販売されていますが、くれぐれも押し売りには注意してくださいね。自分の意思で食べたい時に購入を。

因みに栗の花は梅雨時に咲くのですが、その匂いはとても独特な臭いを放ちます。人によっては「どこかで匂ったことがあるような…」と思われるかもしれません。
大人の階段をのぼったときの思い出が蘇るかも…。